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プロフィール
えすたぶ
えすたぶ
静岡在住アラフォー子無し主婦えすたぶです。

趣味はぐりとぐらのように
お料理すること食べること、といいたいのですが
食べることのほうが好きです。

でもそんなに裕福ではないので
おいしいものに出会える確率は低いのですが。
とにかくまあおいしかったもの書いて
自分のための備忘録としようと思いました。
オーナーへメッセージ

2011年12月03日

RAKERU <オムライスもあります編>

これも先週の話ですが
すごーく久しぶりに夫と浜松のイオンモール浜松市野に
行ってまいりました。
でかくていろんなお店があるので
結構好きで月一くらいで行っていましたが
震災以来我が家も自粛ムードで
全然行かなくなりました。

でも夫が先日浜松で仕事があったりしたせいで
よしたまにはいくか、ということに。

いつもなら10時に現地に着くくらいの
勢いでいくのですが
ちょっとのんびりめ、11時半くらいに着きました。

さて問題はお昼御飯です。
申し遅れましたが私の夫、
どんなにおいしいお店でも
並んで待つ、ということが絶対にできない人でございます。
それは夫の父譲りなんですが。

なので混む前に食事をする、というのがセオリーなんですが・・・

祝日11時半のイオン、半端ない・・・

超こみこみでした。
フードコートとか特に。
そしてレストラン街も、入れそうなお店は
少なくなってきています。人気店はもちろん行列。
さてどこにしよう、悩んでいる間にもお店は混んでいきます。

少ない選択肢の中で目に付いたのは
静岡のアピタにもあるオムライスのお店、ラケル。
いつもだったら夫は全然目もくれないのですが
ここ最近オムライスという言葉に敏感な夫は
ここにしよう、と。

まあ余談ですが
私の従姉妹の娘、3歳の通称あーちゃん、
私と夫のアイドルなんですが
先日撮ったビデオでファミレスごっこをしておりまして
ウェイトレスさんに扮したあーちゃんが
何がおすすめでしょうかねえという私の質問に対して
「オムライスもあります!」と答えてくれたのですが
その発音が「おむらいつもありまつ!」という
子供らしいかわいい発音で
それがまあえらくかわいくてうちでは今その
「おむらいつもありまつ!」というセリフが大変ブームに
なっておりますのですよ。
ですからオムライスを食べたくなったのです。


RAKERU <オムライスもあります編>

それにしても久しぶりだなあオムライス。
とろーり卵のデミグラスハンバーグオムライス。
ランチでスープとサラダで980円です。

ライスはチキンライスかなと思ったら
十穀米みたいなのでした。
まあソースがデミグラスだからちょうどいいかな、と
思いましたが
終盤ソースが足りなくなって若干味気ないものに。
ペース配分!
でもぷちぷちとしたライス、おいしかった。

ハンバーグ選ぶあたりおこちゃまだよねえ・・・・
いやむしろ肉食系女子って感じかしら。オバサンですが。


そういえばオムライスといえば
祖母がとても好きでした。
祖母と従姉妹(前述のあーちゃんのママ)と
私と3人で、そうまだあーちゃんが生まれる前、
パルシェの「ポムの樹」でご飯をたべました。
そこに「オムライスドリア」という
オムライスとグラタンとドリアが好きな
祖母にとっては夢のようなメニューがあって
とてもうれしそうに食べていたのを思い出します。

当時も今も従姉妹は関東に住んでいて
祖母は川根、私は静岡とバラバラですから
(しかも祖母は完全車椅子生活)
この3人がそろってお出かけしたことは
3回くらいしかないんじゃないかなあ。
そして従姉妹は内孫でおばあちゃん子だったから
ほんとにかわいがっていたし、
そんなにしょっちゅう帰省してきたわけじゃないから
従姉妹と出かけられてとてもうれしかっただろうなあ。
(私とはしょっちゅう出かけていた)

祖母は結局あーちゃんの出産にちょっと間に合わず
亡くなってしまったけれども
それでも本人の希望通り、
そう苦しむことなく、とてもとてもいい顔で亡くなりました。
私はとてもとても悲しかったけれども
あーちゃんは里帰り出産だったので
あーちゃんのお世話をできるだけ手伝うことで
私は癒されていきました。

なんかすっかり祖母の思い出話になってしまったけど
オムライスであーちゃんと祖母がなんか
つながっているんだなあ・・・と思いました。

オムライス・・・ほんとにばーちゃん好きだったな。
いつも半分しか食べられないんだけど。
私が残りをいつも食べさせられたんだけどwww

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Posted by えすたぶ at 22:26│Comments(6)lunch
この記事へのコメント
とても良いお話だと思います。

「食」にまつわる温かな想い出を大切にして下さい。

僕のオムライスの想い出は、東京へ地元の先輩方と遊びに行ったホテルでの事。深夜のルームサービスで、バターたっぷりのトロトロオムレツを鰻重食べてる先輩の前で完食した事です。おごりだったので死ぬ気で食べました。
Posted by passagepassage at 2011年12月04日 15:49
またまた、後追いですが・・・

いいお話ですね!

食いしん坊のパン屋ですから、
食べ物系の想い出話は枚挙に暇がないのですが、
オムライスと言えば、確か幼稚園児の頃でしたが、父親と行った、上野の美術館内のレストランで出てきたオムライスが食べきれなくて、残したという食いしん坊を標榜するパン屋の経歴に唯一の汚点を記した出来事がありました。

今、思えばあの時代のレストランで(上野の時術館でしたから、たぶん上野精養軒)
オムライスを食べるということは、静岡の田舎町、焼津の人間には相当ハイレベルなイベントでありました。
それゆえ、この出来事はほぼトラウマとなって、ん十年後の現在までずーっと引きずっております。

それ以来、目の前に出てきた食物はすべて残さないで食べないと、後悔が襲ってくると心に決めて、食卓で対峙するようになったパン屋なのであります。

オムライスつながりが長くなってしまって、スミマセン。
Posted by レザンレザンレザンレザン at 2011年12月04日 19:34
まずはpassageさま

いつもコメントありがとうございます!
トロトロオムライス・・・
深夜には強すぎる破壊力ですね!
でもナイス完食です!
そしていい先輩をお持ちです!

あーなんだかとろとろオムライスが
食べたくなってきた・・・
今夜はオムライスの夢を見そうです。
Posted by えすたぶえすたぶ at 2011年12月04日 22:09
そしてレザンレザンさま

いやいや幼稚園児にさすがにオムライスは
無理でしょうよ・・・仕方のなかったことです。
でも悔やまれますね、ええ、くいしんぼうの私ですもの、
そのお気持ちわかります。

でもお父様、とても粋な方なんですね!
上野で幼稚園児と美術館&オムライス!
お父様の教育が今レザンレザンさんの
お仕事への心構えを作られたのかも
しれませんね。

あーオムライス食べたい。
Posted by えすたぶえすたぶ at 2011年12月04日 22:15
父親は粋だったかどうかは、わかりませんが、
職業は蒔絵師でありました。

余技として油絵を描くことに熱心で、何とかいう会に属していて、時々上野でグループ展のようなものがあって、よく連れていってもらいました。

それで、家には世界美術全集や日本画家全集があって、飽きずによく眺めておりました。

くわえて、母親は喰えない蒔絵師一家を支えるために、
若い頃のお針子の経験を活かした縫物の内職をしていたので、洋裁のスタイルブックなどがあり、父の美術書と母親の「装苑」が小学生のパン屋の愛読書でありました。

そんなんでこんな妙な人間に育ってしまたんですね。

追加コメント長くなりましたが、オムライスつながりで、なにか父親のこと思いだしてしまいました。

あーオムライス怖い。
Posted by レザンレザンレザンレザン at 2011年12月04日 23:06
レザンレザンさま

素敵な御両親だったのですね・・・
ときどきブログで拝見する
美術に関する造詣の深さに
ただものではない感じをうけておりましたが
お小さい頃から慣れ親しんでいらっしゃったと
聞いてなるほど納得です。

例えば本だとか、音楽、
そして美術などが
子供の頃から身近にあるっていうのは
その後のその子の人生に
大きくかかわってきますよね。
普通の人があとから身につけて行く感覚を
無意識にもう備え持っている、というのは
大きなリードだと思います。

そういうのが私は子供の頃なかったので、
才能ある友人のそういう生い立ちを聞いて
それはかなわないわーと思ったりしました。
まあ親から与えられるものがすべてではなく、
本人がちゃんと興味を持てるかにもよるんでしょうけども・・・。

だから美術書を見せてくださったお父様と
ハイセンスな装苑を見せてくださったお母様に
ちょっと感謝ですね!
そうして今のセンスのいい
レザンレザンさんができあがりました!


オムライス、深いですね!
Posted by えすたぶえすたぶ at 2011年12月05日 08:14
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